メディア・リテラシーについて思うこと
こんにちは。とってぃです。
先日、ブログを読んでいてメディア・リテラシーという言葉が気になったので感じたことを書いていこうと思います。
メディア・リテラシーとは
ウィキペディア(Wikipedia)によると、メディア・リテラシーとは、
世の中にある数え切れないほどの沢山の情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと。
です。
主体的に読み解く
上記の定義について、最初に、私が気になったのは、主体的に読み解くという点です。
自分の考えを持つことで記憶に残す
例えば、ネットでニュースを見たときに、読んだことをそのまま受け入れるのではなく、自分はどう考えるかということを常に意識することが、これからの社会を生きていく上で大切になってくると思います。
最近は情報にあふれているため、何気なくニュースを読んでいるだけでわかった気になってしまうことがあります。
しかし、後から思い出そうとしても何のニュースを読んでいたのかさえ、思い出せないことが多いのではないでしょうか。
私も電車に乗っているときなどに暇つぶしにネットのニュースを見ることがありますが、何気なく読んでいるだけなので、記憶に残らず、何も役にたっていないと感じることがあります。
ニュースを読んで、自分の考えを持つように意識することで、記憶に残りやすくなり、人と話す際の話題にもついていきやすくなります。
仕事でも自分の意見を持って行動する
自分の意見を持つという癖をつけることで、仕事でも主体的になることができ、成果を上げやすくなります。
仕事がよくできる人というのは、必ず自分の考えやポリシーを持っており、それに従って行動しています。そのため、周りからの信頼や協力を受けやすく、成果を上げやすくなるのだと思います。
例えば、あなたの部下が自分の意見を持って相談に来れば、アドバイスもしやすいですし、力を貸してあげようという気にもなるのではないでしょうか。
一方、自分の考えを持っていない受け身の人は、他人をリードすることが難しくなるため、評価されにくくなり、成果を上げることが難しくなってしまいます。
例えば、仕事でのチームのリーダーが、周囲の人の言われるがままに動いていたら、メンバーはリーダーを信頼できず、チームは崩壊していってしまうのではないでしょうか。
異なる視点から考えてみる
自分の考えを持つために、異なる視点からニュースの内容を考えてみるということも有効です。
例えば、米中の貿易戦争に関するニュースについては、トランプ大統領やアメリカ側がなぜ関税をかけようとしているのか、習近平主席や中国側がそれに対してどんな意図を持って報復しようとしているのかというように両側からの視点で考えてみることも、自分の考えを持つきっかけになります。
さらに、米中貿易によって日本の経済はどうなるのか、安倍首相はどう対応するだろうかと第三者の視点で考えてみても良いと思います。
私の周りを見渡してみても、自分の考えを持つということは、意外とできている人が多くありません。
そのため、暇つぶしにニュースを読むときに、自分はどう考えるかということを意識するだけでも今後の生活に大きな変化をもたらすことができるでしょう。
ポイントニュースを読んで自分の考えを持つようにすることが大切。
真偽を見抜く
次に気になったのは、真偽を見抜くという点です。
真偽を見抜くという点は、自分の考えを持つためのポイントにもなります。
例えば、ニュースを読んで、それが本当に事実なのか、事実でなければどこがおかしいのかということを考えることが、自分の考えを持つきっかけになるからです。
内容が間違っていないとしても、執筆者の意図や偏りがある場合があるため、その点を見抜くことも大切です。
メディアの情報を元に重要な判断をしようとする場合は、いくつかの情報源をあたり、本当に正しいかを確認するべきです。
最近では、大きなメディアよりも、ツイッターなど個人の生の声の方が正しい情報という場合もあるので、テレビや新聞だから必ず正しいと決めつけることは危険です。
活用する
最後は活用するという点です。
この点については、特に本を読むときに意識する必要があると思います。
例えば、ビジネス書を読むと、なるほどと思うことが書かれており、ただ読んだだけでも役に立ったと感じてしまうことがあります。
しかし、先に書いたニュースを読むときの例と同様に、ただ読んだだけでは記憶に残らず、実際の行動に移すことはなかなか難しいものです。
私もたくさん本を読んできましたが、今ひとつ効果を感じることができていません。
その理由は、本を読んだことで満足してしまっているからだと思います。
私自身、この状況を変えたいと思い、少しづつですが、本を読んで感じたことをブログに書くというアウトプットをして身に付けようとしています。
最近では、「学びを結果に変えるアウトプット大全」や「結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術」 といったアウトプットの重要性を述べている本がベストセラーとなっています。
本を読んで自分が学んだことをアウトプットすることで、自分の価値が出てきます。
本に書かれていることを、自分の立場に置き換え、自分の仕事や行動にどう落とし込むかを考えながら読むことが大切です。
そうすることで、記憶に残りやすくなり、アウトプットにつながり、自分自身を変えていくことができるようになるでしょう。
まとめ
今回はニュースと本を読む場合を例としてあげましたが、テレビ、ブログなどの情報でも同様の考え方ができると思います。
情報はこれからも増え続けていくので、メディア・リテラシーを身に付け、情報を有効に活用することで情報化社会を生き抜いていきましょう。
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