主体的に行動して自分自身で道を切り開いていきましょう
こんにちは。とってぃです。
- あなたは仕事でうまくいかないときに人のせいにしていませんか?
- 自分から進んで仕事をしていますか?
- あなたの部下は自分で責任を持って働いていますか?
会社で仕事を初めたばかりの頃は、上司から仕事を指示されることも多く、うまくいかないときはつい上司のせいにしてしまいがちです。
また、余計なことをして怒られたくないからといって、指示を待っているだけになっていることもよくあると思います。
このような状況だと、仕事がつまらなくなり、場合によってはメンタルダウンにつながる恐れもあります。
私も昔は、うまくいかないときに人のせいにしてしまっていましたが、スティーブン・R・コヴィー著の「7つの習慣」の第1の習慣「主体的である」を読んで考え方を変えることができました。
そこで、今回は、私が仕事において重要であると感じている「主体的」という点についてご紹介したいと思います。
主体的であるとは
主体的ということは、「自分の感情を決めているのは自分であると認識すること」と「自分の行動に責任を持つ」ということです。
自分の感情を決めているのは自分である
仕事や生活をしていく上では、嫌なことや上手くいかないことがたくさん起こります。
そんな時どう考えるかで心の持ちようが大きく変わってきます。
例えば、上司に叱られたときに、ムカつくと思うのか、指導してくれてありがたいと思うのかで自分の感情やその後の行動に差がでてきます。
重要な点は、このような感情の判断を自分自身がしているという点です。
相手が決めているのではなく、自分自身が感情を決めている。
だから自分の考え方次第で感情をコントロールできると気付くことが大切です。
自分の行動に責任を持つ
自分がうまくいかないときに、周りが悪いから、上司が駄目だからと周りに責任を押し付けているといつまで経っても状況は変わりません。
しかし、うまくいかないときに、自分のやり方が悪かったのではないか、他に方法があるんじゃないかというように考え、自分自身の行動を変えることができれば状況は変わっていく可能性がでてきます。
相手の行動を変えるよりも、自分の行動を変える方がずっと楽です。
自分の行動だから自分に責任があると考えることができれば、行動を変えることができ、自分自身で困難な状況を打開できる可能性が出てきます。
このように、主体的になることによって、困難に立ち向かい、自分自身で道を切り開いていくことができるようになるので、状況をどんどん良くしていくことができるようになります。
私も仕事でうまくいかない時が多々あり、周りに責任を押し付けて愚痴を言ってしまうことがありますが、そのような時は、この「主体的である」ということを思い出して気持ちを切り替えるようにしています。
主体的な部下の育て方
自分が主体的になるには、自分自身の考え方を変えればいいのですが、主体的に行動する部下を育てるにはどうしたらよいでしょうか。
細かいところまで指示しない
1つ目は、仕事の細かいところまでいちいち指示しないようにするということです。
全てを指示していると部下は言われたことしかしなくなり、失敗した場合には上司のせいにするという可能性が非常に高くなります。
裁量を持たせて自由な発想で仕事をさせる
2つ目は、部下にある程度の裁量を持たせて、自由にやらせるということです。
指示された以外のことをやらせてもらえないようなだと、部下は仕事がつまらないと感じるようになりストレスが溜まっていきます。
私が大学の研究室にいた頃は、教授が全てを管理したがる人だったので、自由な発想で研究をうまく進められずにストレスを感じることが多かったように思います。
そのため、仕事内容や研究内容を部下自身に考えさせ、多少イマイチなアイデアだったとしても、賛同してやらせるようにすることが大切です。
自分で考えたことを上司が好きにやらせてくれるとわかっていると、自由な発想のもとで、アイデアを出すことができるようになり、成功につながりやすくなります。
また、たとえ失敗したとしても、部下自身が考えたことなので自分が悪かったと考えるようになります。
このようにしていると部下は自分から積極的に行動するようになり、どんどん成長していきます。
納期が差し迫った仕事や、絶対失敗できないような仕事の場合は、上司が細かく指示する必要があるかもしれませんが、そうでない場合は、失敗を許容させながら自分自身で行動するように仕向けていくことが大切です。
まとめ
自己啓発本の中には、いわゆるハウツー本といった仕事を上手くやり、周りからの評価を得るためのテクニックについて書かれているものが多くあります。そのようなことも仕事を円滑に進める上では大切ではあります。
しかし、何をするにも基本となる自分自身の考え方を正しく持つことや人格を形成するということが長い人生の中では重要です。
7つの習慣をまだお読みでない方は、第1章の「主体的である」のところだけでもいいので、読んでみることをオススメします。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません