英語で意見を言えるようになるためのオススメ参考書「英語で話す力」
こんにちは。とってぃです。
- あなたは英語で自分の意見を伝えることができていますか?
- 英語で意見を言って相手を納得させることができますか?
- 英語に限らず、日本語できちんと議論することができていますか?
今回は、このように意見を言ったり、議論したりするという場面に不安を抱えている方に役立つ参考書「英語で話す力」をご紹介したいと思います。
日本人の議論する力
欧米の人たちは普段の会話でも意見を言い合って議論をしているため、自分の意見を論理立てて述べ、相手を納得させるという力が身についています。
しかし、日本人の場合は、小さい頃から周りに合わせるということに重点が置かれた教育をされているため、自分の意見を主張するということにあまり慣れておらず、議論する力が欧米に比べて弱い傾向にあります。
将来グローバルに活躍していきたいと考えている方は、欧米の人達とも対等に議論をしていく必要があるので、きちんとした議論する力を身に付けていかなれけばいけません。
論理的に述べる
議論で相手を納得させるためには、話が論理的につながっていることや根拠を示すことが必須になってきます。
やみくもに自分の思うことを主張しても相手が聞き入れてくれることはありません。
日本人やアジア圏の人であれば、空気を読んで言いたいことを読み取ってくれるかもしれませんが、欧米人の場合はまずそんなことはありません。
従って、英語で意見を言うだけでなく、論理的に話すということも重要になってきます。
「英語で話す力」は、このような点についても踏まえられており、すべてのスピーチに「論理の流れをチェック! 」という項目があり、論理的に話すための練習として役立つ構成になっています。
日本語でも論理的に話せていないと感じている方は、本書の内容は役に立つのではないでしょうか。
結論から述べる
論理的に述べることと共に重要なこととして、結論を最初に述べるということがあります。
日本語では、背景や理由を言ってから最後に結論を言う場合が多いですが、英語では、最初に結論を言って、その後にその理由や根拠を示していくという話し方になります。
本書を使って、結論から述べることに慣れておけば、英語を話すときだけでなく、書く時にも役立つのでそういったところも意識して例文を見てみると役に立ちます。
様々な立場から意見を述べる
議論をする際は、必ずしも正しい1つの答えがある事例が扱われる訳ではありません。
従って、様々な立場(賛成・反対・中立の立場)で物事を見て、意見を述べることができるようになっておくと議論の幅を広げることができます。
「英語で話す力」では、1つのテーマについて異なる3つの立場からの意見がサンプルスピーチとして収録されており、違う視点ではどのように意見が主張されるかということを学ぶことができます。
例えば、自分の家を持つのがいいか、借りるのがいいかというような答えのないテーマをそれぞれの立場から述べる例文が収録されています。
普段、物事を1つの視点からしか見ることができず視野が狭くなっていると感じている方や、物事を網羅的に見れずに新しいアイデアが出てこなくて困っているという方には、いつもと違う視点から見て新しいことを考えるヒントにもなる内容であると私は感じました。
意見を言うために使われるフレーズ
本書は、英語の参考書ですので、もちろん英語で意見を言うためのフレーズが整理されて載っています。
よく使われるフレーズを覚えておけばスムーズに文を作っていくことができるようになります。
話すための練習方法
本書には、CDがついているので、サンプルスピーチを聴きながらシャドーイングをすると効果的です。
その際は、英語を話すということだけでなく、論理の流れも意識しながらシャドーイングをすることでより効果が高まります。
通学・通勤時間や寝る前など、毎日時間を決めて少しずつ練習することをオススメします。
まとめ
英語で話す練習をすると共に、様々な視点から論理的に意見を主張する力を身につけていきましょう。
そうすれば海外の人とも対等に議論ができ、新しい道を切り開いていくことができるのではないでしょうか。
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