中国湖南省長沙市の観光まとめ

2019年6月19日

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こんにちは。とってぃです。

先日、中国の湖南省長沙市というところに出張してきました。長沙は中国語で「Chángshā, チャンシャ」と発音します。

なかなか行く機会が少ないところで情報が少ないと思いますので、どんなところなのかご紹介したいと思います。

長沙市について

長沙市は中国の内陸にある湖南省の省都であり、人口は700万人を超す大都市です。

古い歴史を持つ街であり、経済的にも発展しています。湖南省は毛沢東のゆかりの地です。

湖南省の料理

湖南省の料理は辛いものばかりです。唐辛子やにんにく、生姜などが大量に料理に入っています。

唐辛子が料理の半分くらい入っていて唐辛子でかさ増ししているんじゃないかと思う料理もありました。

辛いものが好きな人にはたまらないと思います。辛いものが苦手な人には辛いかもしれませんが、辛くないものも無いことはないので、辛くないものはどれかとお店で店員さんに聞けば教えてくれます。

湖南省の名物の食べ物としては真っ黒な臭豆腐というものがあります。

名前のとおり、凄まじい匂いがしますが、味は悪くないので一度食べてみてはいかがでしょうか。

臭豆腐は屋台のようなところで売っていることが多いですが、レストランやお土産屋でもあることがあります。

Memo湖南料理は基本的に辛いものが多い。

市内の移動方法

バスの乗り方

バス バス停 bus

長沙市内の移動にはバスを使うと便利です。

乗車料金は1回の乗車で2元(約35円)と日本人にとっては格安です。

乗るときは、前の扉から乗り、運転手の脇にある料金箱に2元(紙幣でもコインでもOK)を入れて席に座ります。

降りるときは、停留所が近くなったら席を立ち、後ろの扉から降ります。

日本のように降りることを運転手に知らせるボタンはないので、降りたいところが近づいてきたら席を立ち、扉付近に行って、運転手に降りたいことをアピールすると良いです。

また、停留所のアナウンスはありますが、中国語なのでわからないと思います。

そのため、百度地図をダウンロードしておき、自分のいる場所を確かめながら乗車するのが良いです。

どこのバス停で乗ってどこのバス停で降りれば良いかは百度地図でルート検索をすればわかるので迷うことはなく簡単です。

バスのルートも三桁の番号がついているのでわかりやすいです。

Memo長沙市内の移動はバスを使うと安くて便利。

地下鉄の乗り方

地下鉄 subway

長沙市では現在2本の地下鉄が運行されています。

地下鉄の料金は距離によって変わりますが、私が移動した範囲(8駅くらい)では2~3元(約35円~約53円)でした。

地下鉄に乗るときは、日本と同じように券売機で切符を買い、改札を通ります。

券売機では1元の紙幣は使えないので、5元や10元の紙幣を使うか、1元のコインを使う必要があります。(中国の紙幣は大抵くしゃくしゃですが、券売機はきちんと認識してくれます。)

切符は、青いコイン形状をしており、中にチップが入っているようです。

長沙の地下鉄は、入口の改札と出口の改札が日本のように同じ場所にありません。

また、改札を入る前、もしくはあとで荷物検査があるので持っているカバンなどを通す必要があります。

改札では、先程の青いコインを改札機の読み取り部に近づければ通れます。

地下鉄に乗って、移動し、改札を出るときは、青いコインを改札機の自販機や券売機のコイン入れのような部分に入れます。

タクシーの乗り方

もし、バスや地下鉄が面倒な場合は、道路を走っているタクシーを使っても良いかもしれません。

タクシーはたくさん走っているのですぐに捕まえることができると思います。

タクシーの初乗り料金は8元(約140円)です。

百度地図のルート検索機能を使えば、タクシー料金の目安もわかるので、人数が多い場合や多少払っても良いと思う場合は使っても良いと思います。

街中にはバイクタクシーも走っていますが、中国人の方に聞いたところ、バイクタクシーは白タクに該当するので使わないほうが良いと言われました。

また、中国は車の運転が荒く、普通のタクシーでも少し怖い時があるくらいなので、バイクタクシーは止めておいた方が無難です。

観光スポット

湖南省博物館

私が一番オススメする長沙の観光は湖南省博物館です。

パスポートを見せれば無料で入場できます。

オススメの理由は、非常に多くの発掘品を見ることができることと、1972年から1974年にかけて長沙市で発掘された長沙馬王堆漢墓についての展示があり、本物のミイラを見ることができるためです。

ここのミイラは約2000年前のものであり、保存状態が非常に良く、ウェットな状態で発見されたという点が特徴です。

Memo湖南省博物館は一番の観光スポット。

岳麓山

湖南大学の裏にある岳麓山というところもオススメです。

「溁湾鎮」という地下鉄の駅で降りて南に5分くらい歩くと岳麓山の入り口があり、そこからリフトに乗って山の頂上まで行くことができます。

リフトに乗っている時間は約30分です。

大人は片道30元、往復50元です。

リフトは高くて少し怖いですが、景色が良いので気持ちいいと思います。

山の麓には中国の四大書院の一つとされている岳麓書院という有名な建物があります。

岳麓書院は約千年前に建てられたもので湖南大学の前身にあたります。

まとめ

長沙市は中国の他の場所に比べると見どころは少ないかもしれませんが、食事や観光地などこの地ならではのものもあるので、もし長沙に行くことがあれば色々回ってみてはいかがでしょうか。