英語学習を継続するためのコツ 学生時代にTOEIC800点を達成した私の経験を紹介します

2019年6月19日

こんにちは。とってぃです。

最近はグローバル化によって仕事で英語を使う機会が増え、英語を身に付ける必要があるという方が多いと思います。

しかし、英語を勉強しなければいけないとわかっていてもなかなか始められない方や、参考書を買ってもいつもすぐに止めてしまうという方が多いのが実際のところではないでしょうか。

そこで、今回は、私の経験をもとに英語学習を継続させるコツについてご紹介したいと思います。

基本的には、自分自身を”勉強するぞ”という気持ちに持っていくまでの心理的なハードルを下げる方法です。

習慣にする

英語学習を継続するための一番いい方法は、日々の生活の中に勉強する時間を組み込んで習慣にしてしまうことです。

朝起きて学校や会社に行く前の10分、通学や通勤中の30分、昼休みの15分、寝る前の30分など、勉強する時間を決めて毎日その時間に勉強をすることを習慣にしてしまうと、“さあ勉強しよう”と意気込まずに勉強を始めることができ、苦労せずに勉強に取り組めます。

勉強をするタイミング

私がオススメする勉強のタイミングは、学校や会社に行く前と夜寝る前です。

学校や会社に行く前は、起きたばかりで頭が冴えているので、集中して効率よく勉強ができるというメリットがあります。私が大学生のときは、朝の10分間で60-Second Scienceというポッドキャストを聴いて英語のヒアリング力を鍛えていました。文法やリーディングなども、頭が冴えている朝にやると効率的です。

夜寝る前はヒアリングの学習がオススメです。布団に入って電気を消してしまえば、暗くて音だけに集中できるというメリットがあります。(英語が心地良くてそのまま寝てしまうこともしばしばありますが。)ヒアリング力をこれから付けようとしている方は、まず英語の音に慣れる必要があるので、他の音が入ってこない環境で取り組むのが良いと思います。

注意点

1つ注意点としては、習慣にするといっても、“平日は忙しくて時間がないから毎週土曜日に勉強しよう”という決め方はやめた方がいいです。

習慣にしようとする時間のスケールが長くなればなるほど、勉強を始める時のハードルが高くなり、めんどくさいから今日はやめようということになりかねません。

そのため、1日という時間スケールの中でいつ勉強するかを決めることが大切です。

聴くだけでいい教材を使う

参考書を買って毎日机に向かって勉強するというのは、正直なところハードルが高いと思います。

特に寝る前に参考書で勉強をしようとすると文字を読んで眠くなってしまうことが多いのが現実です。

これでは継続はできません。

そこで、聴くだけで英語力を向上させる教材を使うということも英語学習を継続するコツです。

参考書を見なくても聴くだけで勉強ができれば、目を閉じていても学習ができます。

通勤途中の歩きながらなど、何かをしながらも気軽に学習ができるというメリットもあります。

オススメの教材

聴くだけで学習ができる方法としては、NHKラジオの英語がオススメです。授業のような形式で解説があるので聴いているだけで勉強ができます。

私も最近は、通勤中にNHKラジオを聴いて英語を勉強しています。

その他に私が使ったことのある教材としては、「英会話高速メソッド」シリーズがオススメです。

付属CDの音源では、英語の後に日本語訳があるので、聴くだけで英語の意味を理解しながらリスニング学習をすることができます。

リスニングやスピーキングに関しては、聴くだけでいい教材を使用すればいいのですが、TOEICやTOEFLのリーディングセクションの勉強をする場合は、参考書を見ながらでないと勉強ができません。

そのため、参考書を見ながら勉強をする場合には、次の項目で説明するような方法がオススメです。

勉強をしないといけない状況を作る

英語試験の申込みをする

なかなか勉強を始められない方には、まずTOEICなどの英語試験の申込みをしてしまうことをオススメします。

私の経験上、受験の申込みをしてしまうと、お金を無駄にしたくないという感情が働き、勉強をするようになる場合が多いからです。

勉強せずにいられないという自分を追い込んだ状況を作ってしまえば、その後のハードルはだいぶ低くなります。

運動でも同じ

追い込まれた状況を作るという方法は、運動においても適応できます。

例えば、単に“健康のため、痩せるために運動をしよう”というだけでは結局誰も運動をしません。

しかし、マラソン大会やスポーツイベントの出場申込みをしてしまうと、本番で辛い思いをしたくないので、大会やイベントに向けてランニングをするなど体を動かすようになり、結果的に健康やダイエットにつながっていきます。

勉強したいと思う状況にする

上で書いたような勉強しないといけないという、やらされ感のある方法は本来望ましくありません。

それよりも自分で“英語を勉強したい”と思って勉強する方が吸収率は断然高くなります。

そこで、海外旅行に行って英語を使ったり、英語圏の文化に触れたりして、日本では感じることのできない刺激を受けてみることをオススメします。

刺激を受けて英語ができるようになりたいと自ら思えるようになれば、自然と勉強を始められるはずです。

楽しみながら勉強をする

楽しみながら勉強するということもポイントです。何ごとも楽しければ簡単に続けることができます。

すぐに英語力を伸ばさなければいけないという差し迫った状況でなければ、英語の映画や動画を見るなど、楽しみながら英語に触れる機会を増やすということも有効です。

目標を立てる

もちろん目標を決めておくということも重要です。例えば、就活で履歴書に書くために来年の2月までにTOEIC800点を取るといったことです。

私の大学ではTOEICの点数が600点以上あると英語の授業を受けずに単位がもらえるというシステムであったため、まずはTOEIC600点を目標にして勉強をしていました。(実際にギリギリ600点を取り、授業を受けずに英語の単位をもらうことができました。)

目標を立てるときの注意点としては、”いつまでに“という期限を決めておくこと、また、”どのくらい“という具体的な数値目標を立てることが大切です。

私の例の場合、英語の授業の履修届を出す前に(いつまでに)、TOEIC600点(どのくらい)ということが目標になります。

目標で期限が決まっていると、そこから逆算して今週はここまでやらないといけない、今日はここまでやらないといけないというように考えるため、確実に目標に近づいていくことができます。

まとめ

今回ご紹介した方法で、自分自身を勉強するという気持ちに持っていき、ぜひ英語学習を継続してください。

継続できれば、人によりスピードは異なるかもしれませんが、確実に英語力の向上につながっていきます。

自分自身を信じて、まずは一歩を踏み出しましょう。